皆様、こんにちは!今回は手づかみ食べの大切さについてご紹介します。
生後11か月前後から始まる手づかみ食べは、手で食べ物をこねたり食器を倒したり、口から食べ物を出したりと一見するといたずらのように思える行動をとるため、保護者の悩みの種となることも多いです。お子様が喉に食べ物を詰まらせないように見守りも必要な「手づかみ食べ」ですが、実は6つの大切な役割があります。
①脳の発達への貢献…手づかみ食べは大脳の感覚野と運動野を広範囲に使うため、脳の発達に大きく貢献します。
②五感と識別機能の育成…五感を使って食べ物を認識し、それに伴って堅さや温度など、対象の特徴・性質・種類を区別する識別機能が育ちます。
③自食の確立…自分で食べることで食べる事の楽しさや喜び、興味関心を持ち、将来の偏食や小食を予防できます。
④食べ方の学習…目、耳、口の協調運動や指先で摘まむ力を学び、食べ物の大きさや一口量を覚えます。これが、非常に大切です!
⑤食具使用への移行…手づかみ食べの合間に汚れた手を拭くことで清潔・不潔の区別が徐々につき始め、食具使用への移行がスムーズになります。
⑥新しい情緒の獲得と成長発達を助ける…この時期一人歩きなどが始まり、イヤイヤ期などで自我が芽生える時期です。ごっこ遊びを始めたりなぐり書きをしたりと好奇心旺盛になり、少しずつ生活習慣の自立も始まります。そのため、この時期のお子様が手づかみ食べをしても1~2年間はさらなる成長のために温かく見守る時間と心の余裕が大切です。


