皆様、こんにちは!今回はTCH(上下の歯の接触癖)についてご紹介します。
TCHとはリラックス時にも上下の歯が噛み合い、口周りの筋肉に負担をかけている状態のことを指します。
通常、リラックスしている時には上下の歯の間に少し隙間が空いています。しかしTCHになると常に上下の歯が噛み合っているためお口周りの緊張状態が続いてしまい長期化すると顎の筋肉の疲労感や顎関節症を引き起こす原因になります。「唇を閉じたまま上下の歯の間を少し開いた状態がキープできない」「夕方になると顎のあたりがだるい、重い」「頬の内側や舌の側面に歯の痕がくっきりついている」・・・こんな方はTCHを起こしている可能性があります。
ここまで説明したTCHですが、長期化するとお口の様々なトラブルや疾患につながります。代表的なのは顎関節症ですがそれ以外にも歯周病にも影響してきます。歯に揺さぶりをかける時間が増えることから歯の揺れが強くなる恐れがあり、歯周病の方は特にTCHになっていないか注意が必要です。
続いてTCHがどんな時に起こりやすいかですが
①一人で作業をしている時
②集中している時
③緊張・イライラがある時
④うつむいている時
などの場面が挙げられます。具体的には運転中・読書中・スマホを触っている時・家事をしている時などです。こういった場面では自分が無意識にTCHを起こしていないかチェックすることがおすすめです。
最後に「あれ、TCHをしている心当たりがあるかも!」という方向けにどうすればやめられるかをお伝えします。まずは普段自分が5分以上滞在する場所にリマインダー(ふせんや書置き)を貼っておきます。それを見た時にTCHをしていないかチェックすることで徐々に改善していくことができます。景色の一部になってしまわないように、目につきやすいカラフルな物を使うとより良いです。また、TCHをしていると気づいた時は無理に口を開けるのではなく体の力を抜くようにしてみましょう。早い方では2か月以内に改善できる場合もありますが、個人差があるためご自身では難しい場合や症状がなかなか改善しない場合は歯科の受診をおすすめします。
次回もお楽しみに!


