Author Archives: hikaristaff

口腔カンジダ症について

皆様、こんにちは!

本日は、口腔内に潜むカビの仲間、カンジダについてご紹介します。

 カンジダは抵抗力の落ちた人に「日和見感染症」を引き起こす疫病神とも言われている微生物です。大きな特徴としては、抗生物質が効かないことが挙げられます。それだけでなく、細菌感染症を治そうと抗生物質を長期間服用すると、常在細菌が消え、日和見感染症であるカンジダ病を発症させてしまうのです。

 私たちに備わっている自然免疫は通常この菌を抑え込んでくれますが、高齢になり免疫力が低下すると、カンジダは一気に増殖し、かゆみや痛みのある炎症を引き起こします。これが「口腔カンジダ症」です。

 この病気を予防するために大事なことは、口腔内をきれいに保つことです。特にカンジダは舌の上で増えやすいので、舌ブラシで舌を掃除するのが効果的です。

 また、油断してはならないのが、入れ歯の表面につくバイオフィルム。この正体も実はカンジダです。このヌルヌルの除去に一番効果的なのが、入れ歯用のブラシなどを使ってこすり落とす方法、または入れ歯用洗浄剤を使った除菌です。この両方を行うことで清掃効果がさらに上がるので、皆様もぜひやってみてください!

次回もお楽しみに!

 

妊娠中に歯科検診が必要な理由とは?

皆様こんにちは!妊娠中に歯科健診の案内が来るのが何故だかご存じですか?

実は歯周病に関わる細菌は女性ホルモンのエストロゲンが大好物なのです!

よって、妊娠中は歯周病菌が活力源を得て、内毒素をつくり歯肉が腫れやすくなります。

このことにより妊娠性歯肉炎になり易いと言われています。

歯茎が腫れるだけならそんなに怖いことだとは思われないかもしれませんが、なんと恐ろしいことに、歯周病菌の内毒素は子宮の筋肉を収縮させ陣痛を促してしまうため、早産や低体重出産の原因となります。

健康なお子様を出産されるため、妊娠中も定期的な歯科健診の受診をお忘れなく!

次回もお楽しみに^^

 

アルツハイマー病を予防するには

皆様、こんにちは!

 

今回は、アルツハイマー型認知症に関わるトレポネーマ菌についてご紹介します。

 

数年前まではあまり注視されていなかったトレポネーマ菌ですが、近年の研究により、脳の神経障害を引き起こす恐ろしい細菌であることが判明しました。

この菌は口腔由来のもので、歯周病になった歯周ポケットでよく発見されます。

 

アルツハイマー型認知症を減らすには、この菌の棲み家である歯周ポケットを歯科で掃除することが大切です。このように、口内環境をきれいに保つことは歯の健康だけでなく体全体の健康を維持することにつながります。いつまでも健康な毎日を送るために、皆様もぜひ定期的な歯科検診にお越しください!

 

皆様のご来院をお待ちしております!

自己紹介

皆様こんにちは!本日は新しいスタッフの自己紹介を掲載させて頂きます。

「はじめまして。歯科助手の藤岡紗月と申します。この春から新社会人として、勤務しています。知らないことばかりで手探りの毎日を過ごしていますが、少しでも早く一人前となれるよう、頑張ります! また、ご来院の方々に快適な治療を受けて頂けるように精一 杯サポートしたいと思っております。

特技:速読 英語

好きな事: 読書 月に10冊くらいは読みます。

好きな言葉:日進月歩

 

 まだまだ未熟者ではございますが、どうぞよろしくお願いします」

 

 

歳を取ると、歯周病が進行しやすい理由とは?

皆様こんにちは!

今回は、歯周病についてのご案内です。

年齢を重ねていくと、

歯茎の血管が老化する:歯茎の動脈の血管壁が厚くなり、血液の通り道が狭くなります。そのため、血流が悪くなり易く、必要な酸素や栄養、免疫細胞が充分に運ばれず、治癒力や抵抗力が弱くなります。

免疫力が低下する:免疫細胞(T細胞)の減少にともない全身の免疫機能が低下するため、歯茎の免疫力も低下し、歯周病菌から歯茎を守る力が弱まります。

歯茎の細胞が老化する:歯周病菌がもつ毒素の刺激を受けた時に、老化した細胞や歯茎やあごの骨を破壊する炎症性物質を産生しやすいと言われます。細胞の活性化も低下するため、治療後の組織の再生も起こりにくくなり、治癒に時間がかかるようになります。

以上のように、年齢を重ねるごとに歯周病リスクが上がっていきます。定期的に検診を受診することで、ご自身では難しいケアも行うことができますので、是非検診にお越しくださいませ。

お待ちしています^^

 

次回もお楽しみに!

過剰な力で歯を痛めていませんか?

皆様こんにちは!

本日は、ご自身ではなかなか気づくことできない「歯ぎしり」「食いしばり」についてご案内します。

歯ぎしりは、強大な力で歯を痛めます。被せ物を壊したり、虫歯でないのに神経を痛めたり、天然歯を割ってしまうこともあります。また、歯の接触癖(TCH)により弱い力が持続的にかかることも顎関節症の原因やご自身の歯・入れ歯などを痛める原因となります。  また、歯の動揺が起きやすくなり、歯周病の進行を早めてしまいます。

これらの厄介なのは、なかなか本人は気がつかないという事このような症状のある方は、歯が削れていたり、舌に圧痕があったり、骨隆起などの症状があります。

 

これらの対策とは・・・

⇒睡眠の質を上げることで、歯ぎしりの軽減に繋がります。

:歯ぎしりの80%以上が眠りの浅い時に起こります。心地の良い深い睡眠をとることが大切です。睡眠時無呼吸がある方は、治療が必要です。また、深酒を避け、カフェインの取りすぎに注意し、適度な運動を心掛けることで睡眠の質を上げましょう!

 

⇒マウスピースで歯を守れます

:歯にかかる力を分散させることが可能です。当院では、全体のソフトのマウスピース、違和感が小さいスプリントタイプの2種類がございます。患者様の状態に合わせて作成することが可能です。(保険診療です)

 

歯ぎしり、くいしばりによって健康な歯を失うのはとても勿体無いことです。

お気づきの方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。

 

 

 

 

高齢者に危険なジンジバリス菌とは?

皆様こんにちは!

今回は「お口に潜む誤嚥性肺炎の原因菌⇒ジンジバリス菌」についてご案内します。

日本人の死因で、がんと心臓病に次いで多いのが「誤嚥性肺炎」です。これは、お口や喉に棲む細菌たちが唾液や食べ物に混ざり、知らないうちに気道に流れ込んで炎症を引き起こす病気です。元気な人であれば、むせて咳をすることで気道から吐き出すことが可能なこと、また肺胞に居るマクロファージが瞬時に食い殺してくれます。ただし、体力が衰えている方やご高齢の方は、細菌を押しかえす気道粘膜の絨毛の働きが低下し、咳反射も弱くなっているため、気道に流れ込んだ細菌入りの唾液をはきだすことができません。また、お口の周りの筋肉が衰えると、飲み込みがうまくできなくなり、唾液や食べ物が気管に簡単にはいってしまい、肺胞の働きの低下と重なり、重篤な肺炎を起こしてしまうことがあるのです。

そして、誤嚥性肺炎の原因菌として巧みに立ち回ってるのが、ジンジバリス菌です。これは、お口のなかで酵素を出し、歯茎や骨を支える骨を破壊。のどでは、喉を保護する粘液を破壊し、ウイルスを細胞感染しやすくしてしまいます。

ジンジバリス菌をはじめとするお口の細菌とインフルエンザウイルスや新型コロナウイルスが混合感染すると、肺炎のさらなる重症化を引き起こすことが明らかになっています。このようなことにならないよう、お口の清潔を心掛けましょう!

次回もお楽しみに^^

今年もよろしくお願い申し上げます。

明けましておめでとうございます!

当クリニックは4日より診療を開始しております。初日はスタッフ全員にて恒例の書初めをしました。

院長は:デジタル革命 その他スタッフは「笑門来福」「水滴石穿」「一致団結」「思いやり」「勇住邁進」と書きました!

今年も、より良い治療の提供の為、スタッフ一同精進してまいります。

皆様、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

何か気になられることがございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。

お待ちしております。

お知らせ

皆様こんにちは!今年もあと残りわずかとなってまいりました。皆様、何かとご多忙のことと存じます。

当院では、今年は「歯科イメージ変革への挑戦」というテーマで、痛みを最小限に抑えた治療の提供をし、将来的に歯科をサロン感覚で通って頂き、皆様の健口からの健康に貢献できるよう取り組んで参りました。補助金申請を行い、痛みを最小限に抑えることのできる最新のレーザー治療器や、型どりの負担を軽減できる三次元印象の機器、より衛生面を強化するための最新滅菌機などを新たに導入致しました。歯の神経を治療におきましても、専用の治療機器を導入しまして、治療時間の短縮化を図ることができております。

その他、ソフト面におきましても、医師・衛生士共に治療技術を向上のための研修を行ってまいりました

今後も、進化を続けて参りたい所存です。

年末年始を気持ちよくお過ごし頂けるよう、年末は28日まで、年始は4日から診療しております。何か気になられることがございましたら、お早めにご予約を頂けましたら幸甚です。

お待ちしています。

ラミネートベニアとは

皆様こんにちは!今回は、歯の「付け爪」のような治療についてのご案内です。

 

ラミネートベニアとは

☆歯の色を綺麗にしたい

☆欠けている歯の部分を綺麗にしたい

☆歯の形を変えたい

☆歯の位置や傾きを変えたい

などのご希望の応えられる治療です。

 

ただし、メリットデメリットがあるので、注意が必要です。

メリット

・歯の削合量が被せ物より少なくできることから、歯の負担が少ない

・取れても、再着可能

 

デメリット

・歯ぎしりをされる方は、外れる可能性が高い

・歯の場所が限定される

・保険適応外

 

上記のような特徴をご理解の上、審美的に治療をご希望の方や、詳しい説明をご希望の方はお気軽にお問い合わせくださいませ。