歳を取ると、歯周病が進行しやすい理由とは?

皆様こんにちは!

今回は、歯周病についてのご案内です。

年齢を重ねていくと、

歯茎の血管が老化する:歯茎の動脈の血管壁が厚くなり、血液の通り道が狭くなります。そのため、血流が悪くなり易く、必要な酸素や栄養、免疫細胞が充分に運ばれず、治癒力や抵抗力が弱くなります。

免疫力が低下する:免疫細胞(T細胞)の減少にともない全身の免疫機能が低下するため、歯茎の免疫力も低下し、歯周病菌から歯茎を守る力が弱まります。

歯茎の細胞が老化する:歯周病菌がもつ毒素の刺激を受けた時に、老化した細胞や歯茎やあごの骨を破壊する炎症性物質を産生しやすいと言われます。細胞の活性化も低下するため、治療後の組織の再生も起こりにくくなり、治癒に時間がかかるようになります。

以上のように、年齢を重ねるごとに歯周病リスクが上がっていきます。定期的に検診を受診することで、ご自身では難しいケアも行うことができますので、是非検診にお越しくださいませ。

お待ちしています^^

 

次回もお楽しみに!