歯磨き剤の研磨効果について

皆様こんにちは!本日は歯磨き剤についてのご案内です。

歯磨き剤のタイプには大きく分けて、

ペースト型:これは一般的によく見られる白やブルーなどの歯磨き剤です。配合されている研磨剤は、基本成分の10~60%で、研磨効果は製品により幅があります。

ジェル型:10~30%の研磨剤が含まれていて、多くはペースト型よりマイルドな研磨効果となっています。研磨剤のないものもあります。

リンス型:これは液体のもので洗口剤のようなもので、研磨剤は含まれていません

フォーム型:泡状のものです。これも研磨剤無配合です。

このような型の違いは、歯ブラシ、歯間ブラシなどとうまく組み合わせて使いこなすと、虫歯や歯周病などご自身のリスクに対応することが可能となります。特にジェル型やリンス型は清掃効果よりも薬用成分を効かせることを目的としているので、ペースト型との併用が有用です。

また、お子様の場合は同じブランドでも研磨効果を抑えた設計になっています。これは、乳歯や生えてきたばかりの永久歯はエナメル質が成熟しておらず、大人の方より軟らかい状態です。ですから、研磨効果を抑えた歯磨き粉をお勧めします。しなみに、歯科医院取り扱いの歯磨き剤は研磨効果を抑えられていますので安心してご利用頂けます。

まずはご自身のお口の状態を把握することが最も大切です。歯磨き選びにお困りの際は、是非歯科医院にて検診をお受けくださいませ。

次回もお楽しみに!