Monthly Archives: 7月 2019

歯ぎしり予防法

皆様こんにちは!本日は無意識にしてしまう「歯ぎしり」予防法についてご案内します。

歯ぎしりは無意識下の行動ですので完全に止めることは難しいです。しかし、歯ぎしりの影響の抑制は可能と言われています。

以前、当クリニックでは「1歯スプリント」をご紹介しましたが、今回は生活習慣についてご案内します。

☆就寝前のイメージトレーニングで軽減できます⇒布団に入るときにスヤスヤ眠っている姿をイメージし、「歯ぎしりしない」と繰り返し自分に語りかけます

こんなんで?と思われるかもしれませんが、約4割も軽減できると言われています!

☆食いしばる癖を意識する⇒お仕事中に、くいしばっているかを意識してみて、くいしばっていると気づいたら力を抜くようにします。舌を上顎の裏につけるのも効果的です。

☆睡眠時無呼吸症と逆流性食道炎の治療を!⇒歯ぎしりは眠りの浅い時に起こります息が苦しい睡眠時無呼吸症や胸やけが苦しい逆流性食道炎は眠りが浅くなり、歯ぎしりを起こしやすく

   なりますので、治療が必要です。

スマホいじり⇒寝床でスマホなど電子機器を利用すると、眠りが浅くなると言われています。就寝前は我慢しましょう。

☆深酒は逆効果、飲酒はほどほどに⇒お酒は飲んだ直後は眠くなりますが、数時間すると脈拍が上がり眠りが浅くなるため、歯ぎしりをしやすくなります

☆ぬるめのお湯でリラックス

 

歯ぎしりをされる方、是非お試しくださいませ。

歯並びに影響する椅子の座り方とは

皆様こんにちは!当クリニックでは、歯並びに影響する姿勢についてご案内します。

歯並びと姿勢なんて関係あるの?と思われる方は少なくないと思います。ですが、非常に影響し合っています。今回は座位姿勢との関係を簡単にご説明します。

最近、お子様の椅子などで、テーブルに引っ掛けるタイプを見かけることがあります。実は、この「宙に浮いた状態」というのは、よくない状態なのです

 

脚が付かない

  ↓

骨盤が後ろに倒れやすい

  ↓

背中を伸ばせない

  ↓

顎が上がる

  ↓

口が開く・舌が下がる・顎関節の異常・食いしばり

  ↓

歯並びが悪くなる・発音が悪くなる・体調不良

という流れで悪影響します。これは、椅子が低すぎても起こります

一番良いのは、お尻の後ろが少し上がっていて、骨盤がしっかりと前傾することです

 

正しい姿勢とは・・・

顎を引いて目線は前・骨盤が立つように!・膝よりもつま先は手前に・床に足指をつけて体重を乗せることです。

 

☆すわり病にも注意!

どんなに良い姿勢でも、座りすぎることは「筋力低下・血流不全」などを起こし、様々な病気を引き起こすことがあります。座り続けるときは、できるだけ15分毎ぐらいに動くようにしましょう!

 

次回もお楽しみに!