Monthly Archives: 12月 2018

今年もありがとうございました!

皆様こんにちは!本日で今年も無事に最後の診療を終えることが出来ました。

お蔭様で当クリニックは今年12月で開業3周年を迎え、来年からさらにより良い治療を目指して

スタッフ一同励んで参る所存です。

当院長は、大人の方には違和感なくお食事ができるよう、また、健康にも寄与できるよう、治療が必要な歯のみではなく、全体の噛み合わせも評価し治療に臨んでおります。子どもたちにはすくすくと元気に育ってくれるよう、歯の治療だけでなく姿勢からくる問題にも取り組んでおります。(姿勢咬合)

来年からも地域の皆様のより良い生活の手助けをできるよう、研鑽を積んで参りますのでどうぞよろしくお願い致します。

何なりとお気軽にお問い合わせくださいませ。

 

スタッフ一同

噛み合わせの強い方へ

皆様こんにちは!

以前に噛み合わせ・食いしばりの強い方は、歯の神経の障害を起こしてしまう可能性があることをご案内しました。その際に1歯スプリントというもので治療することが可能なこともお伝えしましたが、今回はそれに加えて「舌の位置」についてお話します。

 

舌の普段の正しい位置は、上顎の前歯の後ろ側の少し膨らんでいる所(切歯乳頭)の後ろです

簡単に言えば、上の前歯の後ろです^^。

食いしばりの強い方は舌に歯型がつくことが多いですが、

この舌の位置を普段から心掛けることによって食いしばりが少なくなり、歯型もつきにくくなります。

実際に私もしてみました。以前は夜間の1歯スプリントをしないと奥歯に痛みがありましたが、舌の位置を普段から意識するようになってからはスプリントをしなくても痛まなくなりました!

今は習慣となり、意識しなくても舌が上顎に位置しているようになっています。実際にされてみないと実感はわかないと思いますが、是非お試しくださいませ。

お子様の場合は、この舌の位置によって飲み込みに影響がでることもあるので、舌の位置はとても大切です。

次回もお楽しみに!

シーラントについて

皆様こんにちは!本日は以前にもご紹介しました虫歯の予防処置でよくされる「シーラントと賢く付き合うポイント」についてご案内します。

まず大切なのが「入れて終わりではない」ということです。シーラントは噛んでいるうちに剥がれて歯の表面と境目にごく微細な段差ができることがあります。

このような微細な段差は最近のすみかとなり、プラークが溜まって虫歯になることがあります。シーラントされた場合はその後の経過をチェックしてもらう必要があります

2つ目に、「第二大臼歯にも」シーラントは有効だということです。6歳ごろに第1大臼歯にシーラントをして一安心され、第2大臼歯を忘れがちです。

第二大臼歯は個人差はありますが、小学校6年生から中学生のころに生えてきます。第2大臼歯にも深い溝があることが多く、シーラントが有効です。

3つ目に、「過信は禁物」ということです。シーラントはあくまでも奥歯の溝に対する予防処置で歯と歯の間には効果はありません。歯と歯の間の清掃にはフロスなどが有効ですが、

定期的に歯科にてチェックが必要となります。

成人の場合も溝が深い場合はシーラントは有効ですが、一般的には噛んでいるうちに奥歯がすり減って(咬耗)溝が浅くなっていることが多く、この場合は必要ありません。

また、お子様の場合も溝の状態によって必要かどうか判断されますので歯科医院にてお尋ねください。治療は保険が適応ですのでご安心くださいませ。ただし、乳歯の奥歯の生え始めから第2大臼歯の生えはじめまでのお子様のうち、初期虫歯があると診断された場合に限ります。健康な歯の場合は適応外です。

次回もお楽しみに!

 

 

部分入れ歯のプラークについて

皆様こんにちは!

義歯はご自身の歯でないことから、プラークはつかないと思ってらっしゃる方がいると思いますが、

入れ歯にもプラークが付きます!ただし、プラークの種類に違いがあります。

入れ歯に付着するプラークは、カンジタ菌の存在をはじめとする細菌が多くなります。

病原性が強くなると口内炎や誤嚥性肺炎の原因となるので、義歯のお掃除もとても大切になります。

日本の3大死因に入っている肺炎はほとんどは誤嚥性肺炎からくるものだそうです。

誤嚥性肺炎を予防するには、食後のお口のケアだけでなく、食事前のケアが非常に大事になってきます。

義歯はご起床時、食事前も綺麗にケアされてご利用くださいませ。

 

次回もお楽しみに!