Monthly Archives: 5月 2018

フッ素洗口について

皆様こんにちは!

本日は虫歯が急にたくさん出来てしまった方へのご案内です。

遺伝的要素や食生活などの変化により、急に虫歯が増えてしまうことがあります。このような場合、「フッ素洗口」が効果的です。

これはメーカーにより様々ですが、寝る前の簡単な「うがい」で可能です。

フルオロアパタイトの生成・再石灰化の促進効果により「資質の強化」、細菌・酵素作用の抑制により「酸産生の抑制」が可能となります。

当クリニックでは「ミラノール洗口液」を使用しております。これは、毎日行う方法と週1回の方法がありますが、毎日法がより効果的です。粉をボトルに入れて混ぜるだけで簡単です。

気になられる方は、是非、お早めに歯科医院にお越しくださいませ。

「糖尿病連携手帳」ご存知ですか?

皆様こんにちは!本日は「糖尿病連携手帳」についてご案内します。

これは、日本糖尿病協会が無料で配布しているもので、手帳の中には医師が患者さんの状態を記載するページが設けられています。

糖尿病の主治医は体重や血圧、血糖値などの検査値を記入し、眼科の主治医は視力や目の状態を記録します。この手帳にはなんと歯科の状態を記載するところもあるのです

しかも、歯科記入欄がもともとわずか4項目だったのが、2年前から三倍の14項目に!歯周病の状態だけでなく、歯の本数や咀嚼力、インプラントや義歯の有無、清潔度やドライマウスなどお口の状態が詳しく記載されるようになりました。

これは以前もご案内致しました歯周病と糖尿病の関係が非常に重要だからです。このために、日本糖尿病学会は2016年の「診療ガイドライン」のなかで「糖尿病の方には積極的に歯周病の治療を勧めましょう!」と声高らかに宣言しました。

これからの時代、この「糖尿病連携手帳」がパスポートの役割となり、病院と歯科の連携をとりながら、よりきめ細かい治療の提供が可能となると考えられています。

 

次回もお楽しみに!

妊娠とお口の深~い関係とは

皆様こんにちは!

妊娠すると歯科健診受診券を受け取られると思います。これは、妊娠中にお口の状態が悪くなることがあるからです。

本日はこの原因についてご案内します。

まず

つわり⇒歯ブラシをお口に入れると気分が悪くなり、歯磨きがおろそかになりやすいです。また、お口に胃酸が逆流し、強い酸に触れた歯の表面が溶けてしまいます。

食の好みの変化⇒甘いものが好きになると虫歯菌が大好物の「砂糖」を多く取ることになります。酸っぱいものを好きになると、強い酸によって歯の表面が溶けやすくなります。

間食⇒ちょこちょこ食べると常にお口の中に虫歯菌が大好物のものが長く居座ることによって虫歯になりやすくなります。

唾液の減少⇒妊娠によって唾液の量が減少し、お口の中が洗い流されにくくなります。また、唾液による歯の再石灰化作用が弱まり、虫歯になりやすくなります。

女性ホルモンの増加⇒妊婦さんの体内でさかんに増える女性ホルモン。これは実は歯周病菌が大好物なホルモンです。妊娠すると歯周病になりやすくなります。歯茎が腫れていないかチェックしましょう!

 

上記のように、妊娠中はお口のチェックはとても大切です。お早目の受診をお勧めします。

 

 

来週の水曜日は午前のみ診療致します。

皆様こんにちは。ゴールデンウイークはいかがでしたでしょうか?

当クリニックでは、お休みの振替に来週は休まず診療致します。

 

祝日がある週は振替にて診療致します。

ご希望の方はお電話にてお問い合わせくださいませ。

お待ちしております。