お口ぽかんの影響とは

皆様こんにちは!

お子様のお口をぽかんと開ける癖は、実はいろいろな問題を引き起こすもの。歯にもからだにも良くないことが起こります。

本日は 「お口ぽかん」の影響についてご案内します。

まずは、お口のなかが乾いてしまって、初期虫歯を補習したり細菌の活動を抑えこんでくれる唾液の機能が充分に働かないことから虫歯や歯周病になり易くなります。

また、くちびるの力が前歯に加わらないことから「出っ歯」になり易くなったり、下あごが下に押されて受け口になったり噛み合わせが悪くなります

全身への影響としては細菌が口から入りやすことから感染症になりやすく、風邪など引きやすくなります。お口が乾燥することから炎症を起こしやすくアレルギー疾患にもなりやすいと言われています。このほか、舌が下がってしまうことから気道を防ぎやすく睡眠時無呼吸症候群の原因となることもあります。

対策としては、舌を上顎に付ける練習をしたり、硬いものをしっかり噛んで食べる習慣、また、物を使って対策する方法もあります。詳しくは歯科にてお問い合わせくださいませ。

まずはお子様のお口ぽかんの症状が見られましたら、歯科にて診察をお勧めします。次回もお楽しみに!

 

歯をけがしたときにおさえておきたいこととは

皆様こんにちは!

本日はお子様がけがをされたときに、どのような対処をしたらよいかご案内します。

①まずは全身をチェック!⇒歯科を受診する前にお子様の脳や目に異常がないかチェックします。次の症状があれば、まずは医科の受診を。

・吐く  ・鼻血や鼻水が続く  ・ふらつく ・頭痛がする  ・目がみえない ・記憶が欠けている ・顔色が悪い ・短時間でも意識がなかった  ・目の動きがおかしい

 ・歩き方がおかしい

一番危険なのは、耳介後部出血(パンダ耳)と、眼窩周囲の皮下出血(パンダ目、ブラックアイ)です。1時間以内に医科を受診してください。また、これらがあるときはできるだけ怪我した場所や時刻を記録しておきましょう。診断の資料となります。

歯が抜けた場合

これは、歯のけがのうち、緊急度ナンバー1です。抜けた永久歯は早く植え直してもらうほど、元に戻れる可能性が高まります。 抜けてしまった歯を残せるかどうかは、時間との戦いです

お子さんの場合、治療の成功率が高いというゴールデンタイムは3時間と言われています。抜けた永久歯は、乾燥が大敵です。お口の中に入れておくか牛乳にいれる、またはラップやビニール  袋に包んで1時間以内に受診を。すぐに受診が難しい場合は、牛乳に入れて冷蔵庫保管して、翌日には受診してください。

水洗いはNG!:水道水には塩素が含まれているため、泥や砂が付いていても水道水では洗わないように注意してください。

※学校や幼稚園には、子どものけがに備えて「歯の保存液」を常備されているところもあります。

乳歯が抜けた場合は、植え直すことは原則ありませんが、永久歯への影響も考えられますので受診をお勧めします。

歯が欠けた・折れた場合

歯のかけらを見つけたら、牛乳や蒸留水に入れるなどして乾燥を防いで歯科医院にお持ちください。歯の神経を守るためには1日以内に受診することをお勧めします。

半日以上経過すると、痛みが増悪することが多いので、放置は危険です。

歯がぐらぐらする場合

歯が抜けていたり、歯の根っこや歯を支える顎の骨が骨折している可能性があります。外れそうな歯を飲み込まないように注意して、少なくとも3日以内に歯科医院を受診ください。

 

抜去歯が秘める再生医療とは

皆様こんにちは!

本日は私も想像していなかった歯からの再生医療について少し触れたいと思います。

「再生医療」と聞くと、思い浮かぶのがips細胞だと思います。これは遺伝子操作した細胞を培養し、損傷のある組織や臓器の再製に用いるというものですが、実は再生医療において注目されている細胞はそれだけではないそうです。

人体にもともとある幹細胞を培養して利用する技術も長年研究されているとのこと。その幹細胞の宝庫が実はなんと抜かれた歯(抜去歯:矯正で不要になった抜歯した歯などを利用)だそうです!

歯由来の幹細胞は、骨髄由来の幹細胞と同じように、骨芽細胞、脂肪細胞、軟骨細胞、神経細胞など多くの細胞への分化が確認されています。培養して十分に数が増えたら、そのまま患者さんに移植して治療効果を期待する、または、あらかじめ治療に必要な細胞に変化させてから移植する手法が検討されているそうです。

具体的には、お口の病気としては歯周組織(歯ぐきやあごの骨)の再生や、虫歯により除去された歯髄の再生において、ヒトへの臨床研究が実績を挙げているとのことです。

全身の病気としては、心臓病や肝臓病の再生治療に歯の細胞を用いた動物実験が進められているそうです。マウスの脳にサルの歯髄細胞を注入したところ、脳内で細胞を刺激する因子を分泌し、脳細胞が活性化したという報告もあり、認知症治療への応用が期待されています。

 

詳しくは「歯の再生バンク」のホームページにてお問い合わせくださいませ。

 

 

口内炎とは

皆様こんにちは!

本日は「口内炎」についてのご案内です。

口内炎とは、お口の中にできる炎症の症状の総称です。丸い潰瘍で触れた時に強い痛みを伴い、比較的明瞭なものを「アフタ性潰瘍」といいますが、現在の医学では原因不明なことが多いです。誤って舌や頬を噛んでしまった後や、入れ歯や歯の詰め物が当たったり、歯が欠けて一部尖った部分が当たると口内炎になりやすくなります。

また、細菌・カビやウイルスなどが原因で口内炎になることもあります。このような場合は限局した部位だけでなく、お口全体に水膨れやただれ、白い苔のようなものができるなど、比較的強い症状が自覚されることが特徴です。

入れ歯や詰め物などが当たっている場合、当たっている部分を削って丸めるなどすれば、2週間ほどで治ることがほとんどです。痛みが強い場合は、ステロイド入りの軟膏を塗ると治りが早まります。しかし、それでも良くならない場合は、悪性腫瘍や前がん病変(白板症)などの可能性があり、注意が必要です。悪性腫瘍の場合は触ると硬くしこりのように感じられます。炎症の部分の縁の部分が不明瞭で色も不規則、白と赤が混ざったように見えることもあります。

また、一般的なアフタなどは食事をしたり触ったりすると痛みを生じますが、悪性腫瘍の場合は痛みを伴わない場合がありますので注意が必要です。経過をみても変化がない場合は、組織の一部を取って(組織生検)顕微鏡による検査が必要です。

このほか、全身に炎症が起きるベーチェット病やクローン病など難病の可能性もありますので、「いつもと違うな」と感じられましたら、お早めに口腔外科を受診くださいませ。

 

 

子どもの歯から大人の歯へ

皆様こんにちは!本日は乳歯・永久歯の生え変わりについてご案内します。

まず、私たちの歯には、切歯・犬歯・臼歯という3種類の歯があります。

切歯とは前歯のこと、犬歯は糸切り歯とも呼ばれている、先が細くとがった歯です。臼歯は奥歯のことで「うす」のような形をしていて食べ物を細かくすりつぶすことに適しています。

 

乳歯は20本(A~Eのアルファベットで呼びます)、永久歯は32本(左右、上下1~6の数字で呼びます)

乳歯は3歳ごろまでに20本が生えそろいます。6歳から12歳ごろまでのお口のなかは、乳歯から永久歯へと変化していきます。12歳ごろには乳歯はほとんどなくなり、24本の永久歯がはえそ ろってきます。12歳以降に12歳臼歯と呼ばれる7番目の大臼歯が生えてきます。

生え変わり時は特に食べ物のかすなどが詰まりやすく、虫歯になり易いので注意が必要です。

 

次回もお楽しみに!

歯周病治療で血糖値改善!

皆様こんにちは!今回は糖尿病と歯周病についてのお話です。

「歯周病になると糖尿病のコントロールが悪くなったり、逆に、糖尿病になると歯周病が悪化しやすい」と聞かれたことがある方もいらっしゃると思います。

今回はこの関係について少し触れたいと思います。

歯周病によって歯茎に炎症が起こると、悪玉ホルモンが全身に流れ出ていきます。血液の中の血糖を下げるホルモンがインシュリンということはご存知の方が多いと思いますが、このホルモンは「悪玉ホルモン」にとても弱く、体内に悪玉ホルモンが充満すると力が弱まります。血液中のブドウ糖を血管からからだの細胞へと運べなくなり、血糖値を十分に下げられなくなります。この結果、血糖値は上がり続け、いくらお薬を飲んだりインシュリン注射をしても効きづらい状態になります。

歯周病をきっちりと治療するとインシュリンが働きやすくなり、糖尿病のコントロールが良くなるということです血糖の下がる程度は、糖尿病の飲み薬1錠分(1種類)に匹敵すると言われています。

お薬を使わずに血糖値が下がるなんて、すごいですよね。

次回も、お楽しみに!

脳の活性化に効果的なものとは。

皆様こんにちは!本日は認知防止ともいわれる脳の活性化に最適なものをご紹介します。

よく「硬いものを食べると脳が活性化して認知予防に良い」と聞きますが、硬すぎるものには逆に効果を下げてしまったり、場合によっては詰め物の治療をしているところや神経をとる処置をしている歯を弱らせ、顎関節症にもなる可能性がありますので注意が必要です。

医学博士のおのづかみのる先生によると、「ガムを噛む」ことが最も効果的だということです。

噛むことによっての脳の活性化は脳の中でも特に「小脳」と「運動野・感覚野」が著明で、健康寿命を長くするのに効果的だとのこと。

みなさま、是非お試しくださいませ。

 

追伸、ガムには歯科専用のキシリトール100%が虫歯の心配もなく、お勧めです。

*小脳:知覚と運動機能の統合・調節、また身体の動きを記憶して学習する機能を担う。

*運動野・感覚野:運動野は運動の指令を、感覚野は皮膚・筋肉・腱・関節などの関節覚を担う。

スタッフ小噺 マスクについて

皆様こんにちは!

本日は少し息抜きに私の体験談をお伝えします。受付をしている村上と申します。

私は子どもの頃から花粉症で、お薬を服用しているにも関わらず、この時期はマスクをしないと眠れません。

先日、普段使っているマスクがきれてしまい、小顔の母に小さめのマスクを借りました。「少しきついなあ」と思いながらも「1日くらい大丈夫」と思い就寝しました。

なんと、次の朝、激しい頭痛と肩の痛み・倦怠感に襲われて目覚め、起床してから約1時間まともに動けない状態に! 朝から時間をかけて入浴し、痛み止めを飲みながらなんとか過ごしました。

症状のメカニズムは説明出来兼ねますが、小顔マスクの影響は否めません。皆様、くれぐれもマスクはご自身の合ったものをお使いくださいませ。